日本でアフタヌーンティーが浸透し始め、今では高級ホテルなどで出される数多くのデザートと紅茶は女性の心をわし掴みにしています。
ではクリームティーって聞いたことありますか?
実は、豪華なアフタヌーンティーとは違い、クリームティーはシンプルで自宅でも手軽に楽しめるんですよ!
今日はクリームティーについてご紹介します。
クリームティーとは?

クリームティーはアフタヌーンティーの一種で、
よく日本で思い浮かべられる、サンドウィッチやケーキなどたくさんのデザートが用意されるのではなく、シンプルにスコーン、クロテッドクリーム、ジャムで紅茶を楽しむことをいいます。
クロテッドクリームは日本では馴染みがありませんが、生クリームとバターの間のようなクリームです。
バターだと塗りにくく、スコーンに馴染みにくいので、柔らかめのバターと思っていただくと分かりやすいかと思います。
イギリスではクリームティーも小腹がすいた時や手軽に軽食としても楽しまれています。
日本でもカフェなどで提供しているところもあり、値段もアフタヌーンティーに比べると断然安いため誰でも気軽に楽しめるティーと言えます。
スコーンは自分で作っても、お店で買っても味や食感が違っていて千差満別です。
色々試してみて自分の好みのスコーンを見つけてみるのも面白いですよ!

代表的なのだと丸型で腹の割れたイギリス式のスコーンやアメリカ式の三角でゴツゴツしたスコーン、またケーキのようなスコーンもあればサクサクの食感が特徴なものもあります。
私は水分が持っていかれるほどパサパサ系のスコーンは意外に好きだったりします!
そしてスコーンは計りがなくても簡単にできます!
作り方もご紹介しますね
自宅でクリームティーを再現!簡単スコーンのレシピ
材料
- 薄力粉 2カップ
- バター 大さじ6
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 牛乳 1/2カップ
作り方
1.薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩をボウルに一つにまとめておく
2.冷やしておいたバターを細かく切り、ボウルに投入。手やフォークで粉と馴染ませる(パラパラになる)
3.牛乳を投入し、まとめていく。まとまったらラップをして冷蔵庫で約1時間寝かせる
4.綿棒で生地を薄く伸ばし、2つ折りにして再度生地を伸ばす。これを3回ほど繰り返す
5.丸型で形を整え、溶かしたバターを表面に塗る。180度のオーブンで20程焼けば完成
クロテッドクリームも作ってみよう
材料
- 生クリーム(乳脂肪のもの)
作り方
1.クリームを鍋に全て入れ、火にかける
2.クリームの温度を90度に保ったまま1時間ほど火にかける
3.表面にバターのような膜が見えてくるため、冷蔵庫に一晩ほど入れて固める
4.表面の塊を別容器に移し替え完成!
クロテッドクリームは手間がかかるため、自宅で簡単にクリームチーズやバター、ヨーグルトなどで代用してもいいと思います。
Kiriのクリームチーズは塗りやすくおすすめです!
いよいよクリームティータイム!スコーンの食べ方をマスターしよう
イギリスでは、スコーンはクリームが先か、ジャムが先かなどたびたび論争されています。
広告などでは、クリームが先に塗られていてその上にジャムが乗せられているものや、その逆もあり、注目してみると面白いです。
正直どちらでも良い気がしますが、私はジャムは少ししか付けないので今回はクリームが先でジャムを後のせにしました。
また、スコーンの食べ方には決まりがあります。
まず、スコーンは腹が割れていますね。
それを半分に割ります。ケンタッキーのビスケットで言うと横の筋に沿って割るようなイメージです。
それ以上は割ってはいけません!

半分に割ったスコーンの上にクリーム、そしてジャムを塗ってから食べます。

サンドイッチやハンバーガーみたいに挟んで食べるのもクリームがこぼれてしまったりするので行儀が悪いとされています。
好きな紅茶を選ぼう
スコーンができたら、好きな紅茶入れて、少し大きめのお皿にスコーンにクリームとジャムを添えてみましょう。
紅茶のミルクも用意して早速ティータイムです。
スコーンを食べ→紅茶を飲む→スコーンを食べる、、というようにして紅茶とスコーンを存分に楽しみましょう。

自宅で気軽にティータイムを楽しもう!

休日でなくともちょっとした時間ができたときや自宅でティータイムを楽しみたいときなどいつでも気軽にできるので、好きな紅茶やスコーンを極めてクリームティータイムを優雅に満喫してみてくださいね。